ドラマ『となりのナースエイド』第1話 感想 ネタバレ 

となりのナースエイド第1話

スマ―トフォンのアラームで桜庭澪は眠そうな目を開け、出勤しました。勤務先の病院の待合室を通りかかると、看護師に背中の痛みを訴えている患者をみかけますが、番号順に呼ぶので待つようにと言われて、辛そうにしていました。

容態を聞いた澪は早く診察した方が良いことに気が付き看護師にその旨を伝えますが診察の順番を守るように言い返されてしまいました。

そこへ医師の猿田が通りかかり、どうしたのかと問われ、一刻もはやく診察することを提言しますが看護師が腰痛だと伝えると大袈裟と言い放しました。

澪はいつもと違う痛みであることを説明し、診察を頼みました。

その後、片岡晴美からナースエイドは看護師の指導の下で患者の療養生活上のお世話をすることが仕事で医療に関わってはいけないといわれ、謝りました。

スタッフたちに紹介されましたが、みんな、無表情で仕事を続けている手をとめようとも挨拶をしようともしませんでした。何だか働きにくそうな環境ですし、人間関係も良くないように感じました。

小野夏芽、菊池相馬に紹介されて挨拶すると、声が大きい事を、夏芽に嫌われて、さらに医師に指示を出したと嫌味を言われてしまいました。

そんな様子を見ていた晴美が辛いことがあったら何でも相談するようにと言うと、ここ星嶺医科大学付属病院統合外科で働くのが夢だったと笑顔で答えました。

そして天才と言われている竜崎大河医師と同じ職場で働くことが夢のようだと嬉しそうに興奮気味に伝えると。

あなたの熱意は伝わった、分かったからもういいと制止されました。

本人も医療オタだと認めました。

廊下を歩きながら夏芽に話しかけましたが、答えようとはせず。

会ったばかりで下の名前で呼ぶ人は苦手だと、また、嫌われてしまいました。

夏芽は優しい感じではありませんが、意地悪なことをする人ではないように感じました。

一緒に仕事をしていくうちに親しい付き合いが出来る様になると予想しました。

食事、排せつ、入浴、移動、病室の環境整備など、かなりの肉体労働で、さらに患者の気持ちの内面的なケアもしなければならないのでした。

患者さんに寄り添うことが一番の仕事なのだと晴美に言われました。

内面的なケアは看護士も医師も心掛けなければならないのでしょうが、

ナースエイドは関わることが多いのでそれぞれの状況を考えた対応が必要でしょうし我儘な人もいるから難しいと思います。

患者との接し方を看護士と猿田医師に注意されたあと、廊下で相馬に慰められているところに、火神教授の回診の医師団がやって来ました。

そこには憧れの医師・竜崎大河の姿もありました。猿田弥彦医師もいて、実力の劣る医師であることを相馬から聞かされました。

相馬と澪が病室入り口で回診の様子を見ていると、オペ担当の医師・大河が肺がんの患者・早乙女に対して、必ず助けるとは言えない、手術は完璧にやるが助からない可能性はあるとはっきり言うと患者は唖然として言葉を失いました。

大河医師が病室を去った後火神教授は大丈夫だと言って早乙女を安心させました。

部屋に戻った教授は大河が患者に伝えた話を咎め、

患者を安心させるべきだったと言いました。

大河のいったことは間違ってはおりませんが患者は不安な気持ちでいっぱいでしょうから、

安心させてやるべきです。

患者自身も成功するとは限らないと思っているかもしれませんが、

医師から大丈夫と言う言葉を聞くことで安心するのではないかと思います。

教授は、さすがに心得ています。かける言葉も治療のひとつかもしれません。

ナースエイドの澪が待合室で会った患者は発症から1時間ごとに致死率が1~2%上昇する一刻も早く手術する必要があった患者だったのでしたが、そのオペは大河が執刀したのでした。

大河はその患者の異変を最初に発見したナースエイドは何者なのかと尋ねましたが、教授も知らないと答えました。

澪は帰宅するとどこかの部屋から音楽が聞こえてきて、

うるさいと抗議しにその部屋を尋ねました。

ドアが開いて出てきた男性は竜崎大河でした。

おまえは誰だと聞かれた澪は驚いて、しどろもどろで自己紹介しました。

住まいも聞いている曲も想像していたのとは全然違うことが意外だったようです。

たしかに天才医と言われている大河のイメージとは全然違いましたが見方によると医学以外の事に拘りが無いないちょっと変わった医師・大河らしいのかもしれません。

澪の歓迎会をしている店に明日手術をする早乙女が入ってきて女将に怒られました。

この店は早乙女の妻の店だったのです。

夫婦喧嘩に巻き込まれて早乙女と争っていて、早乙女に怪我を負わせてしまい、手術は延期になってしまいました。

病院に戻った早乙女は妻の不倫を疑って不安になっている様子でした。

澪は心配して周りが止めるのも聞かずに、妻が不倫などしていないことを確認して、早乙女に伝えたのでした。

やり過ぎとは思いますが、澪の性格を考えるとあり得る行動だと思いました。

結果的には良かったのだと思います。

早乙女の手術が始まりましたが、昨日食べたメンチカツの味がうすくておいしくないといっていた、氷ばかり食べていた、

朝から腰の左側が居たいと言っていてふらついていた事などを思い出した澪は手術室に駆け込み、メスを入れようとした大河に報告すると、大河は手術を中断し術前診断が必要であることを認め、処置をしました。

手術室に移るため病室を出る時に猿田医師にそのことを報告しましたが、無視されたのでした。

さすが名医・大河、ちゃんと患者の病状を判断して、適切な処置をしました。

この対応が名医・大河と実力の劣る猿田との大きな違いだと思いました。

でも、消毒もしないで手術室に駆け込んだ澪の行動は如何なものかと思います。

猿田が外されて澪が付き添って手伝うことになりました。

あり得ないことだと思いますが、とりあえず無事に手術が終わってよかったです。

澪の行動は行きすぎだと思いますが、今後の澪は大河が見守りながら、お互いに力を発揮していくのではないでしょうか。

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