ドラマ「ジャンヌの裁き」第2話あらすじネタバレ感想!

ジャンヌの裁き 第2話について

人気少女漫画家・暁ルミナの婚約会見を見た越前剛太郎は驚きます。婚約者が検察審査会で取り上げる事件の容疑者・瀬川隆之だったのでした。

1年前、首を吊って自殺した妻を自宅のリビングで発見した瀬川隆之は妻殺害の嫌疑を掛けられましたが不起訴になり、遺族から再審査の申し立てがされていて、次の検察審査会で取り上げて欲しいと近藤弁護士からの依頼があったのでした。

今回の検察審査会の審査は「目黒区 20代女性自殺事件」です。
事件概要は,起床した夫・瀬川隆之がリビングで首を吊った妻を発見。置手紙の存在から自殺として処理されました。
審査員・河野は遺書が存在する事を理由に自殺と判断しました。

審査員・兎川は何故夫が疑われたのかと質問すると、使われたロープが夫の瀬川が購入したもので、瀬川の皮膚片と微量の血液が付着していたと説明されました。
置手紙が偽装ではないかという疑いを持った審査員の発言もありましたが筆跡は妻本人のモノであることが確認されていました。

ロープは瀬川が観葉植物を吊り下げるために購入したものでしたので皮膚片や血液が付いていても不自然ではありませんでした。

瀬川しのぶは自殺ではなく殺人だと訴えて再審査の申し立てをしたのはしのぶの母である榎本照美でしたので、話を聞くことになりました。

夫婦は上手くいっていなくてしのぶは離婚を望んでいた事、瀬川は死後も迷惑を掛けられたと言い、悲しむ素振りが無かったことなどを挙げて瀬川による殺人だと涙ながらに訴えました。

瀬川隆之からも話を聞きましたが、妻には何不自由ない生活をさせていて、モデルの仕事は人間関係が辛いというので主婦業に専念させていと言い、二人が仲良く写っている写真を見せました。夫婦仲はうまくいっていて、むしろ母親としのぶがうまくいっていなくて、しのぶを母親から守るために結婚したのだと言いました。

話を聞いていた近藤弁護士は怪訝そうな表情でした。
自殺の原因に心当たりは有るかとの質問に、しのぶは精神的にもろいところがあって、時々、発作的に、私なんかいなくなったほうがと口走ることがあったと言うのでした。
離婚話が出ていたという話には母親が瀬川を悪者にしたくて言った事で、遺書も残されていたのに疑われるのは心外だと言うのでした。

婚約者ルミナとの知り合ったきっかけを聞かれ、現在の職場がホストクラブであることが分かったのでした。
審査員でゲイバー「瓢箪」のママ・豹谷誠が見抜いたのです。
審査員でネイルサロンの経営者・甲野美弥もサラリ―マンにしては爪が手入れされていることに気が付いていました。

いろいろな職種の人がいると法律の専門家とは違ったことがわかるのもこの制度の利点かも知れないと思いました。検事にはこんな状況で職場がわかることはないでしょう。面白い展開です。
両者の話の内容が全く違いました。

審査員が帰った後、近藤弁護士が審査室に入ってきて、剛太郎が忘れていった漫画の本を手に取って見ていると東京地検特捜部事務官・塩川学が入ってきて嫌味をいうと、近藤弁護士は今回の審査会の事件を伝えました。東京地検特捜部長・桧山卯之助が丸めて捨てた新聞記事の事件だったのです。

 

瀬川は特別の立場の人物ではない一般人なのでのこの事件が再審査されても桧山にとって不都合なことがあるとは思えませんが何か裏があるようで気になります。

 

帰り道、剛太郎が塩川に呼び止められ、レストランに案内されるとそこには東京地検特捜部長・桧山が居て、剛太郎の事を詳細に調べ上げていて脅しのような言葉を投げかけられました。剛太郎は進められた食事を断って帰宅しました。
剛太郎の自宅に近藤弁護士が漫画の本を届けに来ました。

近藤弁護士は瀬川しのぶが亡くなった場所に行ってみてはどうかと勧め、自分は榎本照美が心配だから様子を見てくると言って帰りました。

近藤弁護士には渋りましたが、瀬川夫婦が住んでいた家に来てみると、家の前で隣の住人に声をかけられて、しのぶが病弱だったみたいで外に出ることがなく、買い物も宅配だったことを聞きました。そこに宅配業者がきたので話をきこうとしましたがその配達員は何も知りませんでした。

後日、榎本照美から遺品の提示があり、写真もありました。
沢山の靴が写っている1枚の写真がありました。スニーカーが1足だけあり、ワードローブの中にはスニーカーに合う服が一着もないことに甲野美弥が気付きましのでした。さすがはおしゃれに敏感な甲野です。違和感があったのでしょう。

匂いに敏感の神山わこはカーボン用紙の匂いに気が付きました。
匂いの出どころはお守り袋の中の紙でした。開いてみると、しのぶ宛のメッセージで、俺と一緒に逃げよう、と書いてありました。

照美はこんなことが知りたかったのではないといい、申し立ては取り下げると言って帰ろうとしましたが剛太郎が引き止めました。
近藤弁護士は榎本照美を玄関まで送る途中、真相は検察審査会が必ず見つけるから信じて託して欲しいと言うと榎本照美はメッセージが入っていたお守り袋を渡しました。
そんな二人の様子を見ていた塩川は東京弁護士会の会長に会いたい旨の電話をしています。

 

東京地検特捜部長・桧山卯之助と東京地検特捜部事務官・塩川学のような検察審査会の審査の妨害をするような悪人が司法に携わる立場にいていいものでしょうか。

 

許されるべきではないと思います。妨害しながら法の素人である審査員たちに完全に負けている格好悪さに気が付かないなんて。本当に愚かな人たちですが自分たちは優秀で、権力者なのだと勘違いしていると思います。

剛太郎の自宅で飲みながら、桧山に言われたことを友人の寿刑事に話すと桧山は相当ヤバい人物だと教えられました。叩けば埃がいくらでも出てきそうな人たちなのに、何とかならないのでしょうか。

近藤弁護士にしのぶのお墓のことを尋ねると、月命日にはマーガレットが供えられているが母・照美ではないと言う答えでした。花を供えた人が御守りの中に入っていたメモを書いた人であることが予想されました。

榎本家の墓にお参りしている男性に剛太郎が声を掛けました。瀬川しのぶさん、旧姓榎本しのぶさんにこれを渡したのはあなたですねと言いながら、御守りの中に入っていたメモを見せるとその男性は違うと答えましたが、鉛筆でこすったところに瀬川と言う文字が現れていました。

剛太郎はしのぶがこのメモの上で受け取りのサインをしたのだと読んでいたのでした。
マーガレットの花言葉は、私を許して、なので、何か後悔しているのではないかと尋ねましたが答えませんでした。

後日、近藤弁護士が審査会に国村純一と言う男性を伴ってきました。審査会長の剛太郎が神田弁護士がまだ来ていないと言うと弁護士会から呼び出しを受けたので近藤弁護士が代理で補助員を務めると答えました。塩川が東京弁護士会の会長に会いたい旨の電話をしていたので、また何かあると思って嫌な予感がしました。

国村がしのぶの家のある地域の配達担当になって数か月後チャイムをならしながら窓を見ると包丁で自殺しようとしているしのぶの姿を見て家に駆け込んで止めたのでした。
しのぶから聞いた話によると、夫は友人や母親と会うことを嫌い、買い物にも出られず、離婚を切り出すと暴力を振るわれ、絶対に離婚はしないと言われたと言うのでした。

警察に行くことを勧めると、バレることを恐れていて、国村との連絡も荷物を配達した時にメモのやり取りするだけだったと言うのです。

国村はしのぶの事が好きでしたが男女の関係ではなかったといい、一緒に逃げようというメモを渡しましたが約束の場所に彼女は来なかった。一人で死ぬことを選んでしまったと言うと、剛太郎は一緒に逃げようと思っていたのではないかと言いました。

 

靴はハイヒールばかりなのに、一足だけスニーカーがあって、それは亡くなる数日前に購入していました。ここで、近藤弁護士が状況を話し始めました。あの日、離婚届にサインをして家を出ようとしたとき、帰ってきた瀬川がしのぶに暴力をふるい、しのぶの意識がなくなるとドアノブにロープを掛けて、しのぶが首を吊ったように偽装したのでした。

検察審査会の議決は神山わこ・高森健一・蛇塚保が不起訴相当、その他の8名は不起訴不当、したがって、不起訴不当で議決となりました。

検察に送り直して、再度検察が起訴、不起訴を判定し直すことになりました。検察審査会の議決は不起訴不当と判断されましたが、東京地検特捜部長・桧山が何らかの手を使って再度不起訴にするのではないかと思うと気が重いです。せっかくの制度が機能しないことになります。まず、桧山の悪事を明るみに出さなければならないのではないかと思います。

しのぶが国村と一緒に逃げようとしていたことが榎本照美に伝えられ、剛太郎が描いたしのぶの絵も渡されました。幸せそうな笑顔のしのぶが描かれていました。
榎本照美が剛太郎と近藤弁護士にお礼を言って帰った後神田弁護士が入ってきました。審査補助員を解任されたと言うのです。

 

理由は分かりませんでしたが、近藤弁護士は桧山の仕業だと確信しました。

こんなことが許されるなんて信じられません。検察審査会の審査員たちも自分たちが望んだわけでも自分の為でもないのに妨害をする理由が分かりません。

この制度が無い方が良いのなら審査会の妨害をするのではなく、政府に働きかけてこの制度が不要であることを訴えるべきだと思います。検察審査会が桧山にとって不都合な理由を知りたいです。

ドラマ「ジャンヌの裁き」第3話

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