ドラマ『SHUT UP』(シャットアップ)最終回第8話ネタバレみんなの感想

ドラマ『SHUT UP』(シャットアップ)

2024年1月29日(月)放送最終回第8話

〈私たちは黙らない!〉

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『SHUT UP』第8話(最終回)について

年末から放送していたドラマ『SHUT UP』も、全8話でようやく最終回を迎えました。他の時間帯のドラマよりは放送時間も短く、話の数もひかえめですが、内容はぜんぜん負けていないなと思わせてくれる、いいドラマだったなと思います。

ドラマ『SHUT UP』の良いところは、大きくわけて2つあったと思います。

1つは、若い女性たちが巻きこまれる事件について、

女性たち自身の目で見た景色を描いたことです。

大学の寮で共同生活しながら勉強する4人の学生たちは、ごくごく普通の女性たちです。

毎日を懸命に生きているだけなのに、悪意を持つ他人に陥れられてしまう展開には、

とても説得力がありました。

弱い立場の人間を利用する加害者の思考や手口が映像を見ているだけでわかり、

勉強になりました。

もう1つは、難しい問題を取り扱いながらも、

学生たちがお互いを思いやり助け合う姿をしっかりと描いていたことです。

特に良いと思ったのは、物語の発端となる事件の被害者・川田恵(莉子)を、他の学生たちが必死に助けようとする流れでした。

いつもそばにいて見守っていた工藤しおり(片山友希)や、自分のことのように怒ってくれた浅井紗奈(渡邉美穂)の優しさには、涙が出そうになりました。

しっかり者の田島由希(仁村紗和)が恵と向き合い説得する姿にも感動しました。どんなに辛くて苦しい体験があっても、こういうあったかい友人たちがいれば、少し時間がかかっても、乗り越えていけるだろうなと思いました。

ドラマ『SHUT UP』の最終回で素晴らしかったのは、登場人物のそれぞれに、

ふさわしい結末が用意されていたことです。

中には、これから苦労する人もいるだろう、と思わせるような展開もありました。

ドラマに描かれた学生たちの未来が明るく豊かなものであるよう、

願わずにはいられなくなるような最終回でした。