日曜劇場『キャスター』第7話8話9話ネタバレ感想
第7話から第9話は、ドラマ『キャスター』の核心に迫る怒涛の展開。進藤と華、そして“闇”の正体が次々と明かされ、視聴者の心を揺さぶる回が続きます。
第7話「命か、正義か」
進藤(阿部寛)は臓器売買組織「ひまわりネット」の実質的な代表・深沢(新納慎也)と18年ぶりに再会。 深沢は進藤の娘・すみれを人質に取り、違法手術の黙認を要求。進藤は娘を守るため、やむなく深沢を逃がします。
一方、華(永野芽郁)は進藤の行動に疑念を抱き、生放送で彼を追及。 「あなたは人殺しです」と非難しますが、進藤は「正義の形が違うだけだ」と静かに返します。
第8話「父の罪、娘の選択」
華の父・川島(山中崇)が違法移植に関与していたことが判明。 華は「ユキノの命を救ってから逮捕して」と進藤に取引を持ちかけます。
進藤は偽のクラウドファンディングを仕掛け、深沢をおびき出す作戦を決行。 手術当日、ドナーが14歳の家出少女だと判明し、進藤は「それは殺人だ」と手術を止めます。
しかし、進藤はすでにユキノの実母をアメリカで見つけ、合法的なドナーとして承諾を得ていたのです。 川島は手術を成功させ、直後に逮捕されます。
第9話「墜落事故の真相」
43年前の航空機墜落事故の裏に、国定会長(高橋英樹)と報道局の隠蔽があったことが判明。 進藤の父はその事故で命を落としており、進藤が報道にこだわる原点が明かされます。
さらに、清掃員の鍋田(ヒコロヒー)が元・航空機整備士であり、事故の真相を知る人物だったことが判明。 鍋田の証言により、事故は整備ミスではなく、政治的圧力による隠蔽だったことが暴かれます。
この3話は、進藤と華の“正義”がぶつかり合いながらも、互いに歩み寄っていく過程が描かれ、ドラマのテーマがより深く掘り下げられています。 特に第9話の「報道は、過去を暴くことで未来を守る」という進藤の言葉が胸に響きます。
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