『ザ・ロイヤルファミリー』1話あらすじ感想
『ザ・ロイヤルファミリー』第1話は、競馬界を舞台にした壮大な人間ドラマの幕開け。主人公・栗須栄治(妻夫木聡)が“馬と人”に魅了されていく過程が丁寧に描かれ、視聴者の心を掴む導入回となりました。
🐎 第1話あらすじ|「ゲートイン」
税理士として働く栗須栄治(妻夫木聡)は、ある失敗をきっかけに自信を失い、人生の目標を見失っていた。 そんな彼のもとに舞い込んだ依頼は、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の競馬事業部の実態調査。 依頼主は同社の創業者で馬主でもある山王耕造(佐藤浩市)。事業は赤字続きで、息子・優太郎(小泉孝太郎)は撤退を目論んでいた。
北海道の牧場で耕造と出会った栗須は、馬への深い愛情と人間味あふれる言葉に心を動かされる。 「馬の後ろにいる人間を見る」という耕造の信念に触れ、栗須は競馬事業部の再建に挑む決意を固める。
調査の結果、事業部には横領の疑いがあることが判明。 栗須は税理士事務所を退職し、耕造と共に“10頭の馬”を救う道を選ぶ。 そして、新潟の夏競馬で「人馬一体」の魅力に触れた栗須は、競馬の世界に本気で向き合う覚悟を決める。
✨ 感想・見どころ
- 競馬初心者でも楽しめる構成:専門用語はナレーション(目黒蓮)で丁寧に解説され、視聴者を置いてけぼりにしない工夫が光る。
- 人間ドラマとしての深み:馬主の信念、家族の確執、主人公の再生など、日曜劇場らしい重厚なテーマが詰まっている。
- 映像の迫力とリアリティ:JRA全面協力による競馬場・牧場ロケが臨場感を高め、“本物の競馬”を体験しているような没入感がある。
- 目黒蓮のナレーションが好評:未来から語りかけるような語り口が、物語に深みと安心感を与えている。
📝 まとめ
第1話は「競馬×家族×再生」を軸に、主人公が“馬と人”に魅了されていく過程を描いた導入回。 今後の展開では、目黒蓮演じる“謎の青年”の正体や、馬主の後継者問題、血統のドラマが本格化していくと予想されます。
競馬に興味がない人でも、人間ドラマとして十分に楽しめる作品です。
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