『19番目のカルテ』第2話あらすじ感想
🧠『19番目のカルテ』第2話は、「病気の影に隠れた“家族の痛み”」に光を当てた回でした。
弟の命を支え続けた兄・拓の心の葛藤と、徳重先生の“人を診る”力が深く描かれています。
📖あらすじ(ざっくり)
- 心臓に先天性疾患を抱える少年・咲が救急搬送される。
- 付き添った兄・拓は、咲のために人生を捧げてきた“ヤングケアラー”。
- 小児科医・有松(木村佳乃)は懸命に処置するが、徳重(松本潤)はなぜか兄・拓に注目。
- 拓の「自分はここにいない」ような雰囲気に違和感を覚え、彼の心の病に気づく。
- 拓は「弟が死んだとき、ホッとした」と吐露。罪悪感と喪失感に苦しむ姿が胸を打つ。
💬感想:兄弟愛の裏にある“誰にも言えない感情”
- 拓の「弟のために生きてきた」人生は、美談ではなく“自己喪失”の物語。
- 徳重は、患者ではない兄の“心の痛み”に寄り添う。これこそ総合診療医の真骨頂。
- 「これからの話をしよう」と父に言える拓の姿に、再生の希望を感じました。
🧠考察:医療は“患者の周囲”も診るべきか?
- 徳重の診察は、患者の家族や背景まで含めた“全体医療”。
- 拓のようなヤングケアラーは、医療の枠外に置かれがち。でも彼らもまた“ケアされるべき存在”。
- この回は、医療の限界と可能性を問い直すエピソードでした。
📺視聴方法
次回は「悪い医者」と呼ばれる整形外科医・滝野との対立がテーマ。
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