『19番目のカルテ』第1話あらすじ感想「その医師が、人を、医療を、変えていく──」
🩺『19番目のカルテ』第1話「その医師が、人を、医療を、変えていく──」は、
“病気ではなく人を診る”総合診療医の姿を描いた新感覚医療ドラマの幕開けです。
あらすじ・見どころ・考察をまとめてご紹介します。
📖あらすじ(ざっくり)
- 舞台は魚虎総合病院。専門科が細分化された現代医療の中で、患者が“たらい回し”にされる問題が浮き彫りに。
- そんな中、院長・北野(生瀬勝久)が総合診療科を新設。そこに赴任してきたのが、謎多き医師・徳重晃(松本潤)。
- 整形外科に入院中の老人・横吹(六平直政)が「喉が痛い」と訴えるが、専門外のため放置されかける。
- 徳重は問診だけで心筋梗塞の兆候を見抜き、緊急手術へ導く。
- 一方、全身の痛みを訴える女性・黒岩百々(仲里依紗)は、検査で異常なしとされ「気のせい」と片付けられる。
- 徳重は彼女の話に耳を傾け、線維筋痛症という診断にたどり着く。
💬感想:医療ドラマなのに“魔法使い”みたいな医師が登場
- 徳重の問診力が異常レベル。「診察券の枚数」や「タバコの匂い」から病気を推理する姿は、もはや医療版シャーロック。
- でも彼は「魔法じゃない」と言い切る。“人を診る”ことの大切さを静かに語る姿がじわじわ胸に刺さる。
- 黒岩の「信じてくれるだけで涙が出る」シーンは、医療の本質を突いていて泣ける…
🧠考察:総合診療医=医療の“翻訳者”?
- 専門医が“パーツ”を診るなら、総合診療医は“人間全体”を診る存在。
- 徳重は「何でも治せる医者はいない」と言いながらも、患者の生活・感情・背景を読み解く力で医療を“つなぐ”。
- これは、医療の分断をつなぐ“翻訳者”としての役割とも言えるかも。
📺視聴方法
この第1話、医療ドラマというより“人間ドラマ”の入り口って感じでした
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