NHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』第19話感想ネタバレ

VRおじさんの初恋第19話

仕事も私生活もさえない中年の直樹は、VRのアバターを通じて初めて自分に興味を持ってくれたホナミとの逢瀬を生き甲斐としていた。

ホナミのことをどんどん好きになった直樹は、ハッキングしてホナミの正体を知ることになる。

そこには女性ではなく、豪邸に住む70代のおじいさんがいた。

本当の穂波の孫・葵に直樹と穂波の関係を勘ぐられるも、他人との距離が縮まらない似た者同士の中学校1年の孫と意気投合する直樹。(以上がこれまでの概要)

 

第19話:葵は、祖父・穂波のVRに勝手にログインしてホナミになりすまし、ナオキとキスをする直前で穂波に見つかってしまう。

直樹は、穂波の孫・葵から、葵の母親で穂波の娘である飛鳥と穂波がまったく会わず、話もしていないこと、直樹といる時の穂波がとても楽しそうだったということを聞かされる。

この3人が仲直りできたらと、今まで避けてきたことを考える直樹。

VRでホナミに恋したことで、ある家族の問題に首を突っ込んでしまう直樹の変化が、見ていて少し希望を持たせてくれる。

飛鳥には絶対に言うなと口止めされたにも関わらず、飛鳥の勢いに押され、VRのことをちょっと話してしまう葵。

出張で家を空ける飛鳥だが、次の回、直樹と穂波のことを問い質すであろう。最後、VRの命の森でアバターとなって会うナオキと葵のアバター・アオイ。ナオキはホナミとのこれまでのことを語り出すところで終了した。

原作は見ていないが、現実世界とアバターの世界が交差する展開は新鮮だった。最先端な世界のようでいて、このドラマはゆっくりじっくり進み、現実の直樹や穂波たちの抱える闇を描いている。

孫のアオイも含めたアバターの世界が今後どうなるのか、もしかして、母親の飛鳥もアバター参戦するのではと密かに期待している。

それにしても、現実世界で直樹が冷蔵庫にしまった魚介類で作る、穂波のパエリアを見てみたかった。

きて、今度は飛鳥までアバターとなって登場するのではないかと

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