『光る君へ』第7話感想ネタバレ 道長からもらった文も燃やしたくなります

(光る君へ第7話について)

前回のラストシーンで、道長から和歌が書かれた文をもらったまひろ。けれど、彼は母の仇の道兼の弟ですから、結局、その思いを受け入れることは出来ず、返歌を書くこともしなかったようですね。

そして、道長と距離を置くために引き続き、まひろの自立への模索が再スタート。今度は散楽の一団にも彼女が思いついた面白い話が採用され、京の都に住む庶民たちにも大ウケする演目になりました。

まひろも自分の前途が少し開けたようで、ホッとしたことでしょう。一方、花山天皇に入内して懐妊したのも束の間、お腹の子共々命を落とした妹のことを思う藤原斉信は、その悲しみを振り払うかのように打毬をしようと道長や藤原公任たちを誘います。

ナレーションの説明で、初めて知ったのですが、ヨーロッパより先に日本がこのスポーツを外国から取り入れていたと知ってびっくりしました。

 

(しかもドラマ後のプチコーナーで、今でも打毬の伝統を伝え続けている場所が複数あると知り、またまたビックリ!)

 

ただ、打毬が始まる前に、源倫子が可愛がっている猫をまひろが撫でているのを見て、なんとなく嫌な予感がしたのです。

『光る君へ』第7話&全話最大1か月無料で見る方法

 

源氏物語では、女三の宮の姿を柏木が垣間見するハプニングのきっかけを作ったのも猫でしたし、大和和紀さんの「あさきゆめみし」で桐壺帝と桐壺更衣の出会いのきっかけを作ったのも猫の悪戯でした。

案の定、打毬の後、にわかに降り出した雨と雷の音に驚いた猫が逃走。

倫子の代わりに猫を捕まえようとしたまひろは、貴公子たちのリアルな結婚と恋愛事情についてうっかり立ち聞きしてしまうことに……。

こういう経験が、源氏物語を執筆する上で後々活きて来るのでしょうが、まだ10代のまひろには、とてもショックだったでしょう。

そりゃ帰宅して、道長からもらった文も燃やしたくなりますよね。