月10≪罠の戦争≫第2話口コミ感想ネタバレ<草なぎ剛ドラマ>

月10≪罠の戦争≫第2話罠の戦争

今回ばかりは、さしもの鷲津さんでも危ないかと思いました。記者との密会が虻川にバレていて、これをどう乗り切るのかヒヤッとさせられましたが、なんてことはなかったですね。

先手を打つとはまさしくこのことだと納得せざるを得ません。

まさか記者の人にも一芝居打ってもらっていたなんて、

つくづく侮れない男だと感心しました。

 

こういう場合に備えて、スキャンダルを抑えているあたりも、鷲津さんの有能っぷりが遺憾なく発揮されていると言っても過言ではありません。秘書として身につけておくべきスキルを網羅しているのでしょう。

念には念を入れて、不測の事態が起きたとしても、冷静に時には狡猾に判断を下していくところがたまりません。それにしても、雨に打たれている滑稽な虻川が見られて胸がすく思いがしました。

これまでの度重なる失態がようやく公になり、金輪際表に立てなくなるであろうことを思うと、実に清々しかったです。これまで散々パワハラされてきた女性が、虻川に対してピシャリと言い放つ機会を得られたもの印象に残りました。

雨に打たれてずぶ濡れな虻川と

傘をさして颯爽と先を歩いていく女性

この対比がとにかく鮮やかで忘れられません。

 

犬飼を潰す為に虻川から潰すのはなぜなのかそこまではわかりませんでしたが、最後で納得しました。頭がキレる秘書だったからこそ犬飼を潰すのに邪魔だったって事ですね。虻川が犬飼に告げ口する事も全部考慮しての鷲津の言動は凄かったです。

犬飼に鷲津の思惑がバレてしまうのかとドキドキする場面がありましたが、犬飼に責められたときの理由も記者との接触も、虻川が家に駆けつける所までも考えていたとは、賢すぎますし、洞察力も並大抵ではないですね。

息子の事件まで明らかにさせた流れもうまく、犬飼が総理に謝っている場面は滑稽でした。蝦沢が活躍したところも、最後に虻川に蛍原が自分の本音を言えた事も凄くスッキリしました。誰にでも頼まれたら都合よく善処しますと、簡単に答えていた犬飼の話を聞くと腹が立ちますね。

その言葉で人が死んだなんて思ってもないのでしょう

自分のことしか考えてない事がよくわかります。犬飼役が本田さんだからこそ抜けた大臣にも見えますし、虻川を切ったときの冷酷さも恐ろしかったです。

 

まさか鷲津に騙されてるとは思いもしてないようですが、そこまで信頼させて落とすところが楽しみです。犬飼を許せない気持ちを抑え、慕うふりをしている鷲津の気持ちも草彅さんの演技があってこそだと思います。

 

鷲津、蝦沢、蛍原を見ているとしたい合っているチームに見え、今後の活躍も期待したいです。鷲津の息子の事件では鴨居も鷹野も協力的で記者が味方って所も心強いですし、バスでの一件から犯人像が浮かんできましたが、犯人が特定されるのは近い気もします。